この作品をオススメする方
- 経験値少なめの女の子が初めての快感に悶える姿を見たい人
- Hの快楽で頭がいっぱいになった女の子のトロ顔に興奮する方
処女がHに対する知的好奇心に溢れた存在であることは、ご存知の通りである。彼女たちは未知ゆえの蛮勇で、薄弱な覚悟のもと、Hという行為に土足で乗り込み……そして堕ちる。初めて知った挿入の快感に、顔をくしゃくしゃにしながら喘ぐ彼女たちの姿は、道化師のように滑稽でありながら、同時に何物にも代えがたい耽美さを示してもくれる。だからこそ、処女とのHはいつの時代も特別なイベントであり続けるのだ。
この作品が目に留まったのも、そんな「特別」を求め続けた結果といえよう。
作家 :「きょくちょ」さん
発売日 :2020年9月18日(FANZA以外は2020年10月18日)
見た目は清楚系の「栞」は実はHなことに興味津々、彼氏にローターを入れられたまま人前に出た彼女はその快感に思わずハマってしまい、周囲の目も気にせず震えるソレをクリトリスへ押さえつけてしまう「しおりぱにっく」/小悪魔ムーブで先輩カレシを翻弄しようとした「かりん」は開き直った彼に押し倒されてあっさり陥落。カレシのおちんちんでよがり狂ってしまう「なまいきかりん」/Hするくらいどうってことはない、と強気な態度で彼氏の部屋へ遊びに来たクールな先輩彼女「みやび」だが、初めて知るHの快感で頭を真っ白にされてしまう「みやびな彼女」/ほか、前作「らぶりー」からの続編6話を加えた全9話。愛液でぐちゃぐちゃになるほど快感でいっぱいになる女の子の姿が全編に渡って描かれる。
未知の快感に身悶えしながら快楽の虜となっていく少女たち
どの作品も、想像だにしない快楽を味わって震える少女を鮮明に切り取って描いている。マスターベーションの感覚しか知らない彼女たちが、男の愛撫、そしておちんちんが与える気持ちよさを身体に刻み込まれ、驚きと困惑の入り混じった顔で愛液を垂れ流す姿は、読み手の嗜虐願望を正確に刺激してくるのだ。
やがてすべてを受け入れ、理性を失ったトロ顔になる
女の子の理性が焼き切れ、気持ちよさに全てを委ねた瞬間の姿ほど、読み手の征服欲が満たされる瞬間はないといってもいい。本作で特筆すべきは、理性を捨てた少女たちが見せるトロ顔のエロさにある。Hの快楽で頭が真っ白になっていることが痛いほど伝わってきて、イキ狂う嬌声や、ビクビクと痙攣する膣穴の様子も容易に想像できるほどだ。作中のHに本当に参加しているような現実感とともに、最大最高の快感が読み手の脳にも降りてくるだろう。
ちょっと男が愛撫したくらいで簡単によがり狂う女の子なんて、絵空事の中にしか存在しないかもしれない。でも、本作を読んでいる間だけは、そんな楽園が手の届くところにあるような気がしてくる。希望を胸に抱きながら、幸せな気持ちで自慰に勤しめる作品だった。
それでは次の作品でお会いしましょう。
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