この作品をオススメする方
- 快楽を堪えながらのアクメに興奮を感じる方
- NTR描写で徹底的に脳を破壊されたい方
快楽というのは、自制心や背徳感と同居したときにこそ最大効率で脳を揺さぶるものだ。マスターベーションは安全な自室でするよりも、学校や会社、授業中や会議中に決行するほうが何倍も気持ちいいというのは、誰もが経験から知っていることである。
それを思えば、交際している意中の男性を持つ女の子が、別の男性によって性的刺激を享受したとき、その快感がいかに大きく、受け止めきれず溺れてしまうほどものであるかは想像に難くない。ああ、この文章をタイプしているだけで興奮してきてしまった。
この作品が目に留まったのも、そんな抗えぬ性に導かれたからだ。
タイトル:「NTR2新装版」
作 家:「無望菜志」さん
発売日 :2019年6月7日
男女交際を禁じる高校に通いながら、密かに幼馴染との交際を開始した「杉浦かなた」は、教師の「佐久間」に交際の事実を知られてしまい、口止めの約束と引き換えに終わりのない性的調教を受けることになる。もとよりエッチなことに興味があったかなたの身体は、意に反してあっという間に快楽の虜へと堕ちていき、一カ月も経つ頃には、処女でありながら常時アクメをキめるように作り変えられてしまった。もう元には戻れない身体で、かなたは今まで通りの生活を送り、愛する幼馴染に処女を捧げることができるのか……。
他の追随を許さないアクメ描写
徹底的に突き詰められたNTR展開
NTRの醍醐味といえばやはり、ヒロインが恋人よりも間男のちんぽを選ぶクライマックスシーンが一番だが、本作で特に力を入れて描写されているのは、敗者となったかなたちゃんとその幼馴染の、惨めさに満ちた負けムーブである。NTRは読者の脳を破壊してこそと聖書にも記されているが、本作は技巧の限りを尽くして、脳にダメージを負わせる展開を描写している。誰も幸せにならない結末をその目で目撃してほしい。
決してNTRを愛好するほうではないのだが、本作に込められた大きな熱量を前に、何度も何度も果ててしまった。また脳を破壊されたくなったとき、この本のページをめくるだろう。
それでは次の作品でお会いしましょう。
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